明日へのアドバイス

「自分の事を好きになる」ということ~ダメな自分を受け入れよう~

2021年3月2日

自分の事を好きになる

自分の性格が嫌い。
自分の容姿が嫌い。
自分の体型が嫌い。

「こんな自分から変わりたい。」
「でもどうしたらいいのかわからない。」
よくこのような相談を受けます。

何とかしたいけどどうすればいいかわからない…。
この状態は本当に辛かったと思います。



容姿や体型を気にする方の中には、整形する方もおられると思います。
この方法は、「他人からの評価が高くなり」、「自分に自信も付きます」ので、とても効果的な方法であると思います。
ただ、整形に踏み出せない方の多くは
・手術代金が高額
・親はどう思うだろう 等
といった懸念事項があり踏み出せていないのではないでしょうか。


そこで、私が推奨するのは「自分のことを好きになる」ということです。
言葉にするのは簡単ですが、これが意外と難しいのです。



「自分の欠点ばかりを見ないで、自分の長所や評価されているところを発見する。」
  ↓
そうすることで、自分を好きになり、「自信」を持って日常生活を送れるようになる。
理屈は分かるのですが、そんなに簡単にそんなポジティブ思考に変われたら苦労しませんよね。

ここでつまづく方が多いのです。


なぜ自分を好きになれないのか

まず、「なぜ自分を好きになれないのか」を考えていきます。
相談者の多くの方々に共通していたことを挙げさせていただきます。

過去の経験からくるコンプレックス

自分を好きになれない一番の原因が、「過去の経験からくる劣等コンプレックス」です。

コンプレックスとは・・・心理学・精神医学用語で、衝動・欲求・観念・記憶等の様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合って形成された観念の複合体のことです。(wikipediaより)

中でも自分で感じている劣等感に対して、強い負の感情を抱いてしまいます。
劣等コンプレックスは誰もが持っており、他の人から見ると「気にならないこと」、「大したことがないこと」が多いのですが、本人としては重大な悩みとなっています。

外見に自信がない
年収が低い
背が低い・高い
仕事が遅い 等

そうしたコンプレックスの感情が強くなるほど、自分をダメな人であると思ってしまいます。



また、劣等コンプレックを抱く人の多くが、過去に経験した出来事を過去が原因となっています。

親や上司から怒られてばかり
外見や年収について、暴言を受けた。
友達付き合いがうまくいかなかった。 等


辛い経験をされている方が多いです。

完璧主義

「完璧主義」な性格の方にも、自分を好きになれていない方が多いです。
理想を掲げ、その理想どおり(完璧)でないと許されない性格です。

この身長に対してこの体重はダメだ。
年収はこの額以上ないとダメだ。
部屋は綺麗でないとダメだ。


完璧でない自分はダメだと思うようになり、悩みを抱えてしまいます。

欠点を他人・理想と比べてしまう

「他人・理想と自分を比べてしまうこと」
自分を好きになれない原因の原点です。
多くの人は「こんな人になりたい」という憧れを強く持っています。

あの人はかわいい(かっこいい)。
あんな体型になれたら。
お金持ちがうらやましい。
あんな風にしゃべることができたら。 等

その憧れが強いほど、理想と現実の違いに強く劣等感を感じてしまいます。
「自分は自分である」と強く意思を持つことができれば良いのですが、なかなかそうはいきません。


他人や理想と自分を比べることにより、自分の嫌いなところを探すことが上手になってしまいます。

自分を好きになるためにすべきこと

では、どうすれば「自分を好きになれるか」をお教えいたします。
できることを一つでも、少しずつでもやってみましょう。

劣等感を受け入れる

実はこれが一番重要なことです。
自分の劣等感をきちんと受け入れましょう。
「自分はこんなもんだから諦めろ」という意味ではありません。

自分の現在地を確認し、他人と比べることなく、
できることを積み重ねることで、ポジティブ思考になることができます。


なぜ劣等感を受け入れることが重要なのか。
例えば、周りの友人や親、職場の同僚から
「あなたはかわいい(かっこいい)」
「いっぱい稼いでて羨ましい」
「あなたみたいになりたい」
「あなたは勉強がよくできる」
「あなたは仕事がすごくできる」 等
と言われたり、思われたり評価されているとします。

しかし、あなた自身がそれを認めていなければ、お世辞にしか聞こえません。
「そんなわけない」と負の感情の方が勝ってしまいます。

では劣等感を受け入れるための順序を説明します。
①「自分の現在地」を分析する。
 良い悪いは考えず、「自分の容姿、体型、性格、年収等はこうだ!」という現状についてを確認します。
 「他人と比べてしまう方」は、自分をきちんと観察できている人が多いです。
 同じ要領で自分を分析してみましょう。
 

②一度「憧れ」を捨てる。
 比べてしまう要因を一度考えないようにしましょう。
 理想や憧れを掲げることは決して悪い事ではありませんが、
 現状の劣等感を抱いた状態で理想に近づけようと頑張ったとしても必ず挫折してしまいます。
 劣等感が薄くなるまでは、理想、憧れは考えず自分自身だけを見ましょう。
 どうしても考えてしまうこともあると思いますが、この一時だけ我慢してください。


③日常生活の小さな「できる」を肯定してあげる。又は、ダメなところを許してあげる。


例えば
 ・部下に仕事を依頼した。
 →仕事を任せられる(信頼できる)部下がいる。
 ・朝時間ギリギリに起きた。
 →ギリギリだったが、仕事に遅刻しなかった。
 ・ごみをゴミ箱に捨てられた。
 →ごみをきちんと捨てたのでゴミ屋敷にならない。
 ・大きな失敗をした。
 →失敗を恐れず、頑張って挑戦した。
 ・親、上司から怒られた。
 →誤りがわかり、どうすれば正しいことなのかが分かった。

といった調子で自分の行動を肯定してあげましょう。
本当に小さなことで構いません。

たとえうまくいかなかったとしても、そこで腐らず受け入れることが大切です。
人は完璧ではないので、誰でも失敗をします。
多くの人はその失敗を受け入れられず、すぐに自分を責めてしまいます。
そこで「自分を責める」のではなく、「失敗やダメなところを許し」成長の糧にしましょう。



また、ここで注意しなければならないことは、
「この肯定した気持ちをを、他の人に押し付けないこと」です。
人によって価値観は違いますので、共感されずただの開き直った人となってしまいます。
ポジティブ思考になるための練習ですので、必ず自分の中で留めてください。

だまされたと思って、試しに実践してみてください。

他人の批判をしない

すべてが自分の思い通りにいくわけがないので、みなさん不満を抱えていると思います。
そこでその不満を「悪口として口に出すか」、「自分の中だけで留めておくのか」によって心の持ちようが変化してきます。


人の悪口を言うと、自分も誰かに悪口を言われているのではないか思うようになります。
その結果、常に周囲を気にするようになってしまいます。
何かの拍子にそれが自分の耳に入ってしまうと、悪口を言われた部分に劣等感を感じそれがコンプレックとなってしまいます。
また、「あの人は人の悪口ばかりを言う人だ」と言われてしまうでしょう。
悪口を言った側は、失うものがとても大きいです。

他人の悪口を言い共感してもらえると、一時的な満足感を得ることはできます。
しかし、言われた側は傷つき、言った側にも必ずマイナスとなって自分に返ってきます。
結局は誰も幸せになれないのです。


人は誰でも、不満があれば誰かに話して発散したい。
そして、その不満について共感して欲しいと思う生き物です。
不満を言いたい気持ちをぐっと我慢して、心にゆとりを持つよう心がけましょう。


すると、そこに魅力を感じて、きっとあなたの周りに人が集まります。

自分のためにお金と時間を使う

〇好きなものに囲まれる
趣味のギターを並べる。
好きなキャラクターのぬいぐるみと寝る。
好きなアーティストのポスターを張る。
好きなものに囲まれているだけで、とても気持ちが晴れやかになります。

〇オシャレをする
人に見せられないような格好(寝巻・よれよれの服)だと、家からも出ずに気持ちも一定のまま。
オシャレをすると、気分も良くなり、せっかくなので出かけようという気持ちになってきませんか。

〇美味しいものを食べる
おいしいものを食べると、脳は幸せを感じます。
やけ食いではなく、ご褒美として少し高いアイス等買ってみてください。

感謝の言葉を忘れない

感謝の言葉を告げられて、嫌な気分になる人はいません。
お土産をいただいた。
手伝ってくれた。
何かしてもらった時には「ありがとう」と感謝の言葉を必ず伝えましょう。


「この人はきちんとお礼が言える人だ」と認識されることでしょう。
良いことも悪いことも、人にしたことは必ず自分に返ってきます。
どうせ帰ってくるならプラスのことがいいですよね。

笑顔でいること

最後に「笑顔」です。
悩んでいる人がいきなり「笑顔」から始めることは難しいと思いますので、これは最後に挑戦してください。



人から好かれる人は、いつも素敵な笑顔をしています。
笑顔はみんな大好きです。
子供が笑っていると癒されませんか?
笑顔を人のまわりには不思議と人が集まってきます。
みんなから好かれている証拠です。

みんなから認められることで、気持ちに余裕が出て、自然と自分が好きになります。

「自分を好きになること」のメリット

ポジティブ思考

自分を肯定できる人になることができれば、ポジティブな思考が身につきます。
全てに対して物事を前向きに捉えるようになります。

いろんなことに挑戦する意欲も湧いてきます。

心にゆとりが生まれる

他の人からの評価を気にすることがなくなるので、自然体で過ごすことができます。
心にゆとりが生まれ、穏やかになり小さなことにイライラすることも無くなるでしょう。

何か仕事で大きな問題が起きたときでも、冷静に対処することができるようになります。

他人に優しくできる

心にゆとりが生まれるので、これまでは考える余裕もなかった「他人の気持ち」も考えることができるようになります。
他人に対して自然と優しくできるようになります。

結果、あなたの周りに人が集まってきます。

自身を持つことができる

ダメな部分を認め、できることが増えていくと、できる部分に自信がついてきます。

自分にはこんな長所があるんだ!
これだけは負けない!
こんなこともできるんだ!

様々なプラスの感情が生まれてくるはずです。

また、ポジティブな思考になるため、これまで興味なかったことにも関心を持てるようになります。
様々なことに挑戦し、何事も楽しむことができます。

まとめ

自分のことを好きな人=ナルシストだと思っていませんか
それは大きな勘違いです。
自分を好きになることで、自分に自信を持つことができ、心の余裕が生まれます。
心に余裕が生まれることにより、他人に対しても自然と優しくできるようになります。
他人に優しくできるようになると、他人から信頼され、認められるようになり、自然と周囲に人が集まってきます。

周囲からどのように見られているのかを気にせず、自分は自分であることを認め、できることを積み重ねることで、あなたの気持ちや言動まで自然と変わってくるはずです。

毎日の生活に満足していない人は
ぜひ「自分の事を好きになる」という事をしてみてください!

なかなか難しい事だとは思うけど、
きっと良い事が起こるはずですよ( *˙ω˙*)و

あなたが生きていく上で、何らかのヒントになると嬉しく思います。

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入室の際には、

・アルコール除菌
・マスクの着用
よろしくお願いいたします

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